ブックタイトル週刊ダイヤモンド16年2月13日号_試し読み

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週刊ダイヤモンド16年2月13日号_試し読み

Special Featureポルトガル、スペイン、オランダ、英国、そして米国。大航海時代以降の覇権国家が世界を支配できた理由は軍事力だけではありません。世界中から富を集める経済システムも構築したのです。ここでは、大航海時代以降の覇権交代史を、経済システムという視点で学んでみましょう。 15世紀半ばからの大航海時代、ポルトガルやスペインが命懸けで遠洋航海に乗り出した理由は、ヴェネチア商人による地中海貿易の独占でした。ポルトガルやスペインは、香辛料を求めてアジアとの直接貿易を目指したのです。 南に進路を取ったポルトガルはアフリカの国々を植民地化します。さらに喜望峰を回ってインドに到達し、マラッカ海峡、インドネシアの島々を占領して日本にもたどり着きました。 当時の日本はアメリカ大陸に次ぐ世界2位の銀産出エリアでした。しかし、時は戦国時代。ポルトガルは日本征服を諦め、おとなしく鉄砲を輸出して日本銀を受け取るのです。これが日本史で勉強する大航海時代銀山の発見で価格革命を起こした15C?18C週刊ダイヤモンド 2016/02/13 38Illustration by Naomi Sonoda茂木 誠 の経済史講義大航海時代から現代まで"お金の流れ"と覇権の歴史世界を支配する覇権国家には、軍事力に加えてカネの力も必要だ。『世界史で学べ! 地政学』の著者で予備校講師である茂木誠氏に「覇権の経済史」を講義してもらった。2P a r t政治・経済・軍事などその国が取る行動は、地理的条件によって決定される。世界史上の出来事も、そういう観点で見ていくと面白い。世界史を振り返ることで、地政学の本質に迫っていこう。地政学は世界史から学べアフロもぎ・まこと/東京都出身。駿台予備校の東大受験クラスなどで世界史を担当。著書に『世界史で学べ! 地政学』(祥伝社)、『経済は世界史から学べ!』(ダイヤモンド社)など。